『“作者が仕事してる率”の高い、豪華なファンブック。まだまだ買えるみたいです。』
版型―大人コミックサイズ―とか厚さ（薄さ？）とか、ちょっと前のゲームの攻略本みたいな感じですが、なかなか“ギャグ日”のことをわかってる編集がうまい。こうして改めて見てみると、一見「笑い」からは遠そうなネタを素材に、ほぼ確実に爆笑をとって行く作者の増田さんはスゴい！　と改めて実感。そんな増田さんも表紙イラスト、“うさみちゃん”描きおろし６ページ（一部アニメ化されました）、太子と妹子の実写マンガ（『オー！マイキー』みたいな感じ）、付録の大型ポストカードのために太子の紙粘土細工（色つき）を自作、そしてコミックス冒頭でおなじみ“天才ピアニスト銀河進”と“暗黒王ジョン”の書きおろし小説―直筆原稿も一部掲載―など、いろいろ仕事されてます。他にもシール（というからには、もちろんあの“シール”もついている！　うれしくない!!）、そして何といっても“ギャグ日”に登場した微妙なゲームを、その微妙さも含めて再現したゲーム４本、お面、壁紙、日めくり、占い、スクリーンセーバー、アニメ第１シーズンのOP・EDのいろんなバージョンをまとめて聴ける機能（iTunes等に取り込み可能）など、その名の通りの“すごいCD-ROM”（Windows版）、これがついてます。
まだまだ買える場合もあるようなので、もしも気になったなら、あちこち探してみるとよいでしょう。